<アンケート:1日目(2)>

分科会1

 

「『学び合い』って何?」(三崎)

【共有ボードの付箋より】

  •  子ども観、授業観、学校観、ゲートキーパーの大切さ等、理念はよく分かりました。出前授業に来ていただけるというのはとても心強い。DVDは手に入るのでしょうか?
  • ゲートキーパー(ベストパートナー)探しは、自然発生的なものに任せる以外に、より効果的な方法はないのか。
  • できる子で上手く教えられない子は、どう学べるのか。
  • 能力の近い子ども同士の方が『学び合い』が成立することが分かった。

【アンケートより】

  • 本の内容のくり返しで新しい内容や具体的な問題を知りたかった。(高校教員)
  • 『学び合い』が何たるかを知ることができて参考になりました(教育関係者)
  • こちらも短い時間だったのですごいスピードで語られました。大事なゲートキーパーのことが聞けたのが収穫物でした(小学校教員)
  • 初めてでしたので、大変よく理解できました。
  • 『学び合い』というのはゲートキーパーを探すことが大切という言葉が印象に残りました(小学校教員)
  • 90分くらいの内容を50分に凝縮されててすごいと思いました。ブログや書籍の内容の再確認が出来てよかったです。(中高理科)
  • 課題がしっかりつかめているのか、の確認をしてから進めないといけないことがわかりました(小学校教員)
  • 社会構成主義や文脈依存性、情報の3階層モデル論から見た『学び合い』の概念構築はすごくわかりやすかったが、周囲はポカンだったような…(学生)
  • 『学び合い』を知ってる人もそうでない人もとてもわかりやすく説明してくださって、聞いて本当に良かったです。ぜひまたお話を伺いたいです(学生)
  • とにかく、『学び合い』についての話をうかがうのが初めてなので、見ること聞くことすべてが新鮮でした(高校教員)
  • 「グループが自然に生まれ消滅する。司会役も入れ替わり」というお話を伺い、僕の『学び合い』の授業は●グループが固定している●ゲートキーパー役がないと思いました。もう一度、『学び合い』一連の本を読み返します。(小学校教員)
  • もう一度、根っこのところを考えてみたいと思って参加しました。(小学校教員)
  • 評価を曖昧にしないことを教えて頂きました。だが難しいという思いがあります。(中学校教員)
  • 『学び合い』の理論を理解できました。(できたつもり・・・かもしれませんが・・・)明日は、少し具体的な内容を勉強させていただきたいと思いました。(小学校教員)

 

「全校28名での『学び合い』実践」(伊藤)

【アンケートより】

  • 『学び合い』の実践現場を見ることができて勉強になった(学生)
  • 実践したいと感じた(小学校教員)
  • 実践されている小学校のことがさらによくわかりました。個人的には、Q&Aを聞いていて、『学び合い』について現職の先生方はこのような疑問を抱かれるのだなぁと参考になりました(学生)
  • 実践校での研究・実践がすばらしかった。子どもも教師も学び合えるところのよさがよくわかった。(小学校教員)
  • 子どものことば、つぶやきを含め全て聞きたいために、教師をやめて研究している伊藤さんに感動(教育関連企業)
  • 授業の様子、アンケートの結果、発言の分析等丁寧な発表をしてくださいました。参加者の質問にも丁寧で少し見えてきました。(教育行政関係者)

 

「『学び合い』入門~『学び合い』って何だろう?~」(市川)

【共有ボードの付箋より】

  •  『学び合い』=グループ学習 じゃないんだ!!
  • 恩師・築地久子先生の授業には、実は『学び合い』の要素が入っていたんじゃないのかなあ。(もちろん先生はそんなこと意識なさっていなかったと思います。)

【アンケートより】

  • まだ『学び合い』をやったことがないので、いろいろ知ることができました。
  • なぜ『学び合い』を行うのか、なぜ必要なのかということがよく分かりました。具体的な質問にも丁寧に答えていただきありがたかったです。(小学校教員)

 

「『学び合い』スタートブック執筆者と語ろう」(橋本、小田、山田)

【共有ボードの付箋より】

  •  親切に教えていただき、少し『学び合い』が分かってきました。

【アンケートより】

  • 『学び合い』のスタートの仕方がわかりました。
  • 多様な実践、人とかかわれることのよさを感じた。まとめる時間もあってもいいのかなと思った。
  • 多くの実践やや悩みを聞けた(学生)
  • 教師の支援の仕方、授業形態の話などが聞けたのがよかったです。『学び合い』の基礎を学ぶことが出来ました(小学校教員)
  • お会いしたかったので嬉しかったです。(小学校教員)

 

「『学び合い』の導入期に何をしているか」(杵淵)

【共有ボードの付箋より】

  •  伝えたい思いはしっかり文字にする。結果起こったことをしっかり伝える。フィードバックする。最初に戻って地道に伝えるしかない。
  • 『学び合い』は魔法の杖ではない。みんなができること。「1人も見捨てない」という原則の上に、特別支援「的」なものをのせることが時には必要?「加える」「けずる」を常に悩み続ける教師像?
  • 『学び合い』を身につけさせるために大切なのは「語り」なのかなあ~っと思いました。私のクラスも先生と同じで、「教科書を破って…」という子がいて、勝手ながら身近に思いました。ウチのクラスの子は鉛筆を12本折っていました。
  • 「任せた以上は任せる」教師の力量が非常に問われますね。自分は待てないので…変わらないと…。
  • 現実にあったことを具体的に示していただき、導入期にどうするかという方法、考えがあるのかがわかりました。 

【アンケートより】

  • 『学び合い』をこれから始める人にとっては1時間目に何を語るかはとても必要な情報だと、自分が『学び合い』を始めたときに思ったので、聞きたい人の気持ちはわかりました。語りもこれという決まりはないけれど、語りの技術だと思います。『学び合い』は考え方だとわかるまでには時間がかかるし、初めに何を語るかを具体的に知りたかったです。(小学校教員)
  • 方法を示さずに、GOAL、願いを示して子どもとあるべき姿を求めていく姿、参加者に大いに参考になったと思う(小学校教員)
  • はじめの語りや目標設定たが大切だと改めて感じた。(小学校教員)
  • 特別なことをしているわけではなく、結構ふつうのことをやっていることに気づく(学生)
  • 具体的資料を提示していただき、自分もまずは「マネ」して学んでいこうと思いました。(目標設定、学級通信など)(学生)
  • 具体的なお話で実践しようと思っている人にはとても役立つと思った。(小学校教員)
  • 法則化っぽかった。が、入門期にはよい話だと思う。(小学校教員)
  • 子どもと同意をつくっていく過程がよくわかった。いつも同じ所に・・・(小学校教員)
  • ある程度完成された『学び合い』は見たことがありましたが、導入については知らなかったので勉強になりました。具体的に実現します(教育関係企業)
  • 学校現場での実践を基に、理論ではなく現実的な手応えはどうであったか、問題点は何かが学べたことが良かった(学生)
  • 実際にどうなのかがよくわかる話だった。(小学校教員)
  • 小学校6年生のクラスを『学び合い』の手法によってどのように運営していくのかがよくわかった。子どもたちが楽しく教員が楽をするシステムは魅力がある。(中高教員)
  • 課題の設定や課題表などの実践をインプットできました。(小学校教員)

 

「高校生世代の『学び合い』実践での問題点について」(鈴木)

【共有ボードの付箋より】

  •  単に楽したい学生は『学び合い』は面倒なので、否定的なのかなあ~と感じた。
  • 年齢が上がれば上がるほど、自分の中で固まってきた考えがあるので、とりあえずやってみようと思えるのかどうかを、全員に伝えるのは難しいですね。
  • 1人で学びたい子と、ゆっくり考えたい子が同じ場にいるから、教えてもらわない自由(選択)もあるのでは。
  • 様々な教科の実践例が聞けました。人とつながりたくない生徒はどうします?
  • 中・高という発達段階って難しいですよね~。でもそれを乗り越えないと~。
  • 教育基本法や学校の方針をハンドアウトにして『学び合い』の語りをする。
  • 「つながらない」という選択もアリ出はないでしょうか。でもそれで目標が達成できないのでは本末転倒?どうしたらいいのか。教員だけで考えると行き詰まりそう。生徒も含めみんなで考えてみるとか、どうでしょう?

【アンケートより】

  • 高専での課題は、自分にも共通するものがあり、勉強になりました(中高教員)
  • コミュニケーション能力が低く「一人でやりたい」という生徒へのアプローチは悩むところですよね。(高校教員)
  • 時間切れで消化不良でしたが、濃い議論が出来ました。生徒のアンケートを見せていただけてよかったです(高校教員)
  • 同じような悩みがあって、参考になった(高校教員)
  • 今後の課題点に共感し、同じなんだわと安心しました。(中学教員)
  • アンケートをまとめて、生徒に配りたいと思いました。(ほぼ)同じ校種、数学なので勇気をもらいました。(講師)
  • 難しい高校生の『学び合い』を参加者で考えました(高校教員)

 

「クラスで「気になる子」いませんか?~普通学級での『学び合う』特別支援を考える(前編)~」(加藤)

【共有ボードの付箋より】

  •  事例のお話がたくさんあって、様子を想像しやすかったです。あと、ホワイトボードミーティングというものがとても気になりました。ブレーンストーミングのようなものでしょうか?

【アンケートより】

  • クラスに居たADHD,アスペの子を『学び合い』だったらもっと上手く仲間に入れてあげられた気がした。(学生)
  • できる子たちへの声かけの重要性を再確認できました(小学校教員)
  • 「しゃべりか」等、コミュニケーションツールやスキルが垣間見えて勉強になりました。(高校教員)
  • 授業の映像だけだどわかりづらかったので、ビデオ・音声(子どもがどんな合言葉を投げかけているか)があるとよかった。(小学校教員)
  • 実践のビデオ報告だったので、説得力があった。(高校教員)
  • 子の紹介や担任のバックグラウンドを示す時間が長く…『学び合い』の様子が詳しくわかる内容を期待した。(中学校教員)
  • とにかく加藤健先生が熱い!子どものことを心底思い愛していることが、お話からひしひしと感じられました。とてもパワーをもらいました。(小学校教員)

 

「『学び合い』体験(算数)」(中澤)

【共有ボードの付箋より】

  •  教える側だけが達成感を得て終わるのではなく、教えてもらってできた子が達成感を味わえる場が必要なのかな?
  • 1人でじっくり考えたいと思う子もいる場合、どのようにしていけばいいのか?

【アンケートより】

  • できない子の気持ちがわかった。わかったふりはだめということがわかった。(小学校教員)
  • 子どもの気分になれた。参加者と教えあうことで仲良くなれることを体験した。数学の合同と相似を思い出せた(小学校教員)
  • 分かった時の楽しさ、みんなで学び合う楽しさを味わうことが出来ました(小学校教員)